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診療内容・特徴
乳がんの治療は年々変化します。特にここ5年ほどの改良は凄まじく、手術法、全身療法(内分泌療法、化学療法)とも大きく変わってきています。昨今は全身療法の重要性、無駄な化学療法(抗がん剤)の省略、内分泌療法(ホルモン剤)の重要性、手術の縮小(全摘から部分摘出およびセンチネルリンパ節生検)が唱われており、当院においてもそれに乗っ取った治療方針を患者本人と相談しながら選択しています。
乳がんの治療は患者さんの病態に応じて1)手術療法2)ホルモン療法(内分泌療法)3)化学療法(抗がん剤)4)放射線治療の組み合わせで行います。乳がんという病気をご説明する時に必ず付け加えるのが、“乳がんは全身病です。”という文言です。多くの乳がんは目に見えない細胞が全身の血流またはリンパ流を流れていて、病気を患った瞬間に全身(骨や肺や肝臓など)に転移の芽がすでに存在するという考え方です。つまり一生の間いつでも転移が発生する可能性があるため、病態に応じて治療(内分泌療法、化学療法、手術療法、放射線治療)を組み合わせ、選択します。患者さんひとりひとりの乳がんに個性、性格があってそれをもとに治療方針が決まります。化学療法を必要とするのか?必要ないのか?、内分泌療法が使えるのか?ハーセプチン(分子標的治療薬)が使えるのか?ということを判断した上で最終的に治療の方針が決まっていきます。また看護師、薬剤師の協力のもとにほとんどの化学療法は外来で行っています。
一方、たとえ転移があろうとも放射線科、整形外科のエキスパート医師と連携して少しでも症状が軽くなるよう緊密に連絡を取り合いながら診療しています。診療・診断の際にも1日でも早く結果が出るよう、また誤診のないよう、看護師、放射線科技師、超音波検査技師、細胞診士、病理医の協力の下に努力しています。私たちはそれぞれの分野の専門家同士で協力し合い、一人でも多くの患者さんによくなって欲しいという気持ちで団結、協力し合っています。
対象疾患・症状
乳腺の病気一般

専門・手術・検査
手術療法としては主として1)乳房温存術(乳房円状部分切除術:しこりの辺縁から約2cmの距離を置いて円く切除する乳房部分切除)2)胸筋温存乳房温存術(いわゆる全摘術)を症例に応じて行っておりますが、例え直径が2cmを超える乳癌においても手術前の化学療法、ホルモン療法の組み合わせにより腫瘤を縮小させた後に温存術を行う症例も増え、近年温存率は70%近くに上ります。原則的には患者さん本人の意志によって治療法や手術法を選択しているのが現状です。
根治(完全治癒)を目指すのはもちろんですが、近年はただ摘出するだけではなく、ご本人が美容的に満足するためにも希望があれば積極的に形成外科を紹介し、同時手術を行うように努力しております。
専門外来
火曜・木曜日に乳腺外来がありますが、混雑のため一般外科医師が診察することもあります。なるべく当日検査・結果説明を心がけています。専門外来日以外(月・水・金・土曜日)に受診をされても結果の説明は必ず後日乳腺専門医師が行います。
セカンド・オピニオン
治療法を選択する時、患者本人はもちろんのこと、家族には不安・疑問が浮かびます。当院ではなるべく丁寧に説明を心がけていますが、日々の診療でこなさなければならない人数も多く、言葉足りず、いきちがいが生ずる事もあるでしょう。他院への受診、転医については遠慮なく申し出てください。また他院からの受診、セカンド・オピニオンについても同じ姿勢で断ることなく、対応しています。
診療担当医師紹介
| 氏名 | 役職名 | 専門分野 | 取得資格 |
|---|---|---|---|
| 松宮 彰彦 | 講師 | 乳腺 | 日本外科学会専門医・認定医、日本消化器外科学会認定医、日本乳癌学会認定医、日本消化器内視鏡学会認定医、検診マンモグラフィー読影医師資格横浜市マンモグラフィ判定委員会委員、横浜市乳がん検診マンモグラフィ読影管理委員会委員 |





