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所属長の挨拶
私どもが診療する主な疾患は、止血凝固異常、貧血や造血器腫瘍などの血液疾患であることは言うまでもありませんが、常に全身的な問題を抱えております。その診療には血液疾患以外の広範な分野に関する知識と理解が不可欠であり、最も内科的な診療科であると考えております。
血液疾患は特殊な疾患とみられがちであり、また、大学病院や市中の病院を除くと、血液内科を開設している医療施設は多くありません。当科は横浜市北部地域において唯一の血液疾患診療専門施設であり、特に白血病や悪性リンパ腫、骨髄腫などの造血器腫瘍を一手に引き受けていると自負しております。他の内科専門科と比べスタッフは少なく、病棟には多くの重症な患者さまを抱え、日夜奮闘しております。
皆様のご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
診療内容・専門・特色
血液内科は藤が丘病院開設の翌年、1976年1月に聖路加国際病院より寺田秀夫医長を教授として迎え発足しました。寺田秀夫教授(現名誉教授)は血小板が専門であり、研究面では血小板に関する基礎的並びに臨床的研究を中心に、白血病等の造血器腫瘍についても診療及び研究の充実が図られました。1991年4月から寺田教授の定年退職後小峰光博教授(現客員教授)が赴任し、従来の研究テーマを引き継ぐとともに、小峰教授は厚生労働省の特定疾患特発性造血障害に関する研究班の班長であり、再生不良性貧血、溶血性貧血、骨髄異形成症候群、骨髄線維症を主な研究対象疾患として調査研究を進めました。
現在は2009年4月から森 啓教授を中心として主に白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫などの造血器腫瘍の治療成績の向上を一番の課題として取り組んでおります。急性白血病では藤が丘独自の治療プロトコールを改善し、悪性リンパ腫では、末梢血幹細胞移植併用大量化学療法を積極的に行い治療成績の向上に努めております。骨髄腫では遺伝子解析から年齢と予後を考えた段階的治療法のプロトコールを作成しております。
このように当血液内科は止血凝固異常、貧血、造血器腫瘍とほとんどの血液疾患に対し専門性と対処できる機能をもち、また常に患者さんの言葉に耳を傾けて、患者さん中心の医療を行うことを心掛けております。
医局員の紹介
| 氏名 | 役職名 | 専門分野 | 専門医/認定/所属学会 |
|---|---|---|---|
| 森 啓 | 教授 | 造血器疾患の診断、治療 急性白血病・骨髄腫の診断、治療 |
日本内科学会、日本血液学会、日本輸血学会、日本臨床腫瘍学会、日本内科学会認定内科医、日本内科学会指導医、日本血液学会専門医、日本血液学会指導医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医 |
| 原田 浩史 | 講師 | 造血器疾患の診断、治療、特発性造血障害の診断、治療 | 日本内科学会、日本血液学会、日本エイズ学会、日本ウイルス学会、日本臨床腫瘍学会、日本内科学会認定内科医、日本内科学会指導医、日本血液学会専門医 |
| 川上恵一郎 | 講師 | 造血器疾患の診断、治療、悪性リンパ腫の診断、治療、末梢血幹細胞移植 | 日本内科学会、日本血液学会、日本臨床腫瘍学会、日本内科学会認定内科医、日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会専門医、日本血液学会指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医 |
| 久武 純一 | 講師 | 造血器疾患の診断、治療、悪性リンパ腫の診断、治療、末梢血幹細胞移植 | 日本内科学会、日本血液学会、日本臨床腫瘍学会、日本内科学会認定内科医、日本内科学会指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本血液学会専門医、日本血液学会指導医、日本がん治療認定医機構暫定教育医 |





