単純撮影部門は、患者さんにとって最も身近な検査部門だと思います。ほとんどの方が健康診断などで胸部X線検査などを受けているのではないでしょうか。「息を吸って止めてください」といったフレーズを聞いたことがあると思います。
単純X線撮影は、頭から爪先まであらゆる部位の撮影を行います。その撮影方法は沢山あり、他部門の比ではありません。検査内容によっては、多方向から撮影したり、負荷や圧迫したりもしますので痛みを伴うこともあります。また検査に際しては、着替え(脱衣)をお願いすることもありますので、ご協力をお願いします。
検査室は5室あり、それにフイルム整理室を含めた全6室で構成されています。
検査室1番では胸部・腹部、2番では四肢・頭部・小児、3番では脊椎・股関節、4番では聴器・顔面、5番では乳房を撮影しています。当撮影室の特徴は、検査部位にあわせた撮影システムを採用しています。
患者さんによっては、検査室が跨ってしまう事もありますが、ご理解とご協力をお願いしております。
2004年8月からデジタル装置を導入し、検査効率を大幅に上げております。
またユニバーサルデザイン構築の一端として「患者さまにやさしい撮影補助具の検討」をおこなっています。
体の不自由な患者様に対しても無理のないポジショニングで最良のX線写真を撮れる補助具はないか、試行錯誤しています。
また乳房撮影のインフォームドコンセントを、紙面と口頭両方により行うことでより良い撮影が出来るように実施しております。乳房を圧迫して撮影しなければならないという点で、他の撮影より患者さんと撮影担当技師のコミュニケーションが重要です。
乳房画像(マンモグラフィ)講習会等に積極的に参加し、撮影技術および精度管理向上に努めています。
現在、整形外科カンファレンスの参加を通して撮影技術の向上に、消化器外科医と定期的に読影会を開催するなど努力しております。
お気づきの点がありましたら担当技師に率直な意見をお伝え頂ければ幸いです。